§93. ハーフトーン効果

 Photoshopには多様なチュートリアルがあります。当然GIMPでもあるものと思って探しても見つからない。時々、アレッていう感じになることがあります。このハーフトーン効果のチュートリアルも2007年頃までは無かったような感じです。Deviantartから Halftone Effect in GIMP の実践です。

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    完成画像。

Step1-3 ガウシアンぼかし適用後。

Step 1

 白黒のハーフトーンバックグラウンドの作成。

    1/ ハーフトーンバックグラウンドの作成は簡単です。まず、任意のサイズで新規画像を作成します。

    ファイル>新しい画像

    サイズ=300×300
    背景=白

    2/ 背景レイヤーに白黒のグラデーションを適用します。

    設定:
      グラデーション=描画色から背景色(RGB)
      形状=線形
      グラデーションの適用方向=任意(作例では、左上から右下)

    3/ グラデーションを滑らかにするために、ガウシアンぼかし を適用します。

    フィルタ>ぼかし>ガウシアンぼかし

    ぼかし半径=25から30の範囲で適用。

 次に、新聞印刷フィルタを適用すればハーフトーンバックグラウンドの作成は終了です。このステップは新聞印刷フィルタの説明画像を表示しておきます。

新聞印刷フィルタ。

Step3-1 新聞印刷フィルタの適用。

Step 3

 ハーフトーン化。

    1/ 以下の設定で新聞印刷フィルタを適用してみました。

    フィルタ>変形>新聞印刷

    設定:
      セルサイズ=10
      RGB=全て0
      オーバーサンプル=12

 幾つかのバージョンを下に示しておきます。

ブレンドの設定:
    描画色=黒、背景色=白
    グラデーション=描画色から背景色
    形状=双線形

ガウシアンぼかしの設定:
    ぼかし半径=30px

新聞印刷の設定:
    セルサイズ=10
    RGB=全て0
    オーバーサンプル=12

ブレンドの設定:
    描画色=黒、背景色=白
    グラデーション=描画色から背景色
    形状=放射状

ガウシアンぼかしの設定:
    ぼかし半径=30px

新聞印刷の設定:
    セルサイズ=10
    RGB: 赤=10、緑=0、青=10
    オーバーサンプル=12

Step1-2 任意の色で塗りつぶす。

Step1-4 ブレンド適用後。

Step1-5 ガウシアンぼかし適用後。

Step1-6 新聞印刷フィルタの適用。

Step1-7 レイヤーモードを変更。完成図。

Step 1

 カラーハーフトーンバックグラウンドの作成。

    1/ 任意のサイズで新規画像を作成します。

    ファイル>新しい画像

    サイズ=300×300
    背景=白

    2/ 任意の色で、背景レイヤーを塗りつぶします。

    描画色=477ed9(HTML表記)

    3/ 新規透明レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Halftone
    背景=透明

    4/ Halftoneレイヤーに白黒のグラデーションを適用します。

    設定:
      グラデーション=描画色から背景色(RGB)
      形状=円錐形(対称)
      グラデーションの適用方向=任意(作例では、中央から右下)

    5/ Halftoneレイヤーのグラデーションを滑らかにするために、ガウシアンぼかしを適用します。

    フィルタ>ぼかし>ガウシアンぼかし

    ぼかし半径=30

    6/ Halftoneレイヤーに新聞印刷フィルタを適用します。

    フィルタ>変形>新聞印刷

    設定:
      セルサイズ=10
      RGB=全て0
      オーバーサンプル=12

    7/ Halftoneレイヤーのレイヤーモードを変更します。

    レイヤーモード=オーバーレイ

     この後、作成したハーフトーンバックグラウンドをブラシやパターンとして保存、利用します。

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初版作成: 2011/01/01
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